セミリタイアを考えた始めたころの思いについて

セミリタイアを知った当初

私がセミリタイアを考え始めてから、かれこれ10年以上が経ちます。

セミリタイアを考え始めたと言うか、セミリタイアなるものがあると知った当初は…

おぼろげにセミリタイアできたらいいなぐらいで、セミリタイアのことを安易と言うか適当と言うか、そんな感じに考えていました。

ちなみにセミリタイアのことを知ったのはネットの記事で、最初の考案者はすでに亡くなってしまった「大橋巨泉さん」だと知りました。

大橋巨泉さんと言われても、今の若い人たちは知らないかもしれませんが…

11PMとか、クイズダービーとか、世界まるごとHOWマッチとか、名司会者で有名な方でした。

とにかく当時は、今ほどセミリタイアしたいとは思ってなかったと言うことです。

将来的にお金が貯まって、資金的に余裕があるならセミリタイアしたいなと、そのぐらいの軽い気持ちで考えていました。

その理由は、当時はギリギリでしたが30代でしたので、年齢的に人生どうにでもなると思っていたからです。

セミリタイアしたい!

これが仮に40歳を超えていたら、人生どうにでもなるなんて考えてなかったと思います。

それぐらい30代と40代では、世間的にも仕事を選ぶにしろ、扱いが違ったと言うことです。

しかしその後は、何度も転職に失敗してと言うか仕事から逃げてしまい、仕事も人生も落ちていく一方でした。

そんな転職人生を考えたときに、私は仕事に向いてないと。

仕事に向いてないと言うことは、好きなことを仕事にするとか、世間一般並みの給与を貰うとか、そんなことはできないと悟りました。

そこで、仕事に向いてないなら今後の人生どうすればと考えたときに、日々の生活ぐらいは少しでも好きなことをして暮らそうと考えました。

仕事はダメでも、日々の生活は楽しく暮らそうと。

そして好きなことをするには、仕事に多くの時間を取られてはダメなだと思いました。

そう考えたときに、改めてセミリタイアしたい気持ちが強まりました。

セミリタイア資金が2000万円では足りない

また、セミリタイアブログを立ち上げたことで、セミリタイアに関する記事を書くにつれ、徐々にセミリタイアしたい気持ちが強くなったのもあります。

それからは、セミリタイア資金を貯めるための計画をしたり、セミリタイア後の生活をどうするかを考えたり…

セミリタイアしたらすべきこととか、やりたいことなどを考えていました。

そんなことを考えるだけでも、私にとっては楽しい時間でした。

まず考えたのはセミリタイアするための資金のことで、当初は2000万円貯めて45歳でセミリタイアする予定でした。

しかしその後は、消費税は上がるし、保険や年金の支払は上がるし、とにかくいろいろなものが値上がりしてしまい…

セミリタイア資金が2000万円では足りないとなってしまいました。

そこで考えたのは、セミリタイア資金を2000万円から3000万円にする代わりに、45歳ではなく50歳でセミリタイアしようと考えました。

内容の濃い人生へ

3000万円あれば、当初の予定より1000万円多いので…

年齢的なことを考えても、資金的にセミリタイアが破綻する危険は少なくなるので、その方が良いと思いました。

もちろん少しでも早くセミリタイアしたかったのですが、セミリタイアできないことを悔やむより前に進むことを考えました。

その後は、転職したことで給与が下がったり、IPO(株)の収入が下がってしまったことで…

50歳までに3000万円貯めることができず、セミリタイアできたのは50歳を超えていました。

そうコトは簡単に運ばないってことですね。

とは言え、50歳を過ぎてしまいましたが、目標であったセミリタイアができたのは良かったと思っています。

何にせよ、今まで生きてきた人生よりも、これからの残りの人生の方が少ないので…

セミリタイアしたことで、今後の人生をより楽しみたいと言うか、今までより少しでも内容の濃い人生にできればと思っています。

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