セミリタイアではなく早期リタイアだったら①
現在私は資産3000万円貯めてセミリタイアしたのですが…
ふっと、これが仮にセミリタイアではなく「早期リタイア」(アーリーリタイア)だったらと思い、軽くシュミレーションしてみました。
シュミレーションとは、現状で早期リタイアした場合、資産的に何歳まで生きられるのか(逃げ切れるのか)を計算してみました。
まず早期リタイア後の収入ですが、無職になりますので仕事からの収入は当然ありません。
他の収入としては、持ち株の配当、優待クロスで得た優待の利益、IPOの利益、その他もろもろを合計すると…
あくまでも概算になりますが、年間で少く見積もると30万円ぐらいで、多く見積もっても50万円ぐらいかなと。
と言うことで、年間の収入は低い方を取って「30万円」とします。
一方支出を考えると生活費としては、節約に励めば「月8万円」ぐらいでいけるかなと。
セミリタイアではなく早期リタイアだったら②
ただし、今通っている病院代(治療費)だったり、被服費だったり雑費(床屋代など)だったり、いろいろな支出を加味すると「月10万円」ぐらいは必要かと。
と言うことで「月10万円×12ヵ月=年間120万円」の支出とします。
ここから収入を引くと、経費は「支出120万円-収入30万円=年間90万円」となります。
次に年金を貰う(65歳まで)の経費を計算すると「14年×90万円=1260万円」となります。
最終的に今の資産3000万円から、年金を貰うまでの経費1260万円を引くと、残りは「1840万円」となり…
65歳からの年金支給が仮に「月10万円」だとすると、一応逃げ切れる計算になります。
ただし、上記に書いた優待クロスをするには相応の資金がいるので、資産が減れば減るほど優待クロスで取れる優待の数は減ります。
計算上では逃げ切れるけど…
また、IPOの当選確率も下がりますので、年間の収入を30万円と見積もりましたが、資産の減りと共に並行して下がります。
とは言え、65歳までに1840万円余る計算ですので…
仮に優待クロスで取れる優待の数が減ったとしても、IPOの利益が減ったとしても、何とかなるのではないかと。
ただし、年金については貰うのが10年以上先の話しになりますので、10年後にはどうなっているのか全くわかりません。
例えば10年後には、支給額が大幅に減らされていたり、今の65歳からの支給ではなく、70歳からの支給に変わっているかもしれません。
その辺は全く読めないので、65歳から年金が貰えるからと安心はできないと思います。
さらに、資産が破綻しないよう生活費をギリギリまで落として計算したので、やれなくはないと思いますが、極貧生活を一生続ける自信もありません。
現状は厳しい
と言うことで上記のことを考えると、現状で早期リタイアするのは無理があるのかなと。
例えば、株の配当が年間100万円とは言わないですが、半分の50万円ぐらいあるとか、資産が3000万円ではなく5000万円ぐらいあるとか。
収入にしろ資産にしろ、もっと多くなれば早期リタイアするのは無理があると。
とは言え、早期リタイアできるできないで、収入が多くあればとか資産が多くあればとか、それは当たり前の話しなんですけどね。
それを言ったら元も子もないと言うことで。
とにかく、今の現状ではセミリタイアするのがやっとで、早期リタイアするとなると、宝くじに当たったとか株で大儲けしたとか…
何か突発的な大きな収入でもなければ、現状は難しいのかなと思っています。